普段の仕事場から | 2024.10.28
友禅染をより華やかに表現するために行う工程を金彩加工と言います。
金彩加工の歴史は友禅染よりも古く、桃山時代には現在に見られるある程度の技法が確立していたと言われています。
数ある金彩加工の一つに「切箔加工」というものがあります。
箔をさいの目に切った形や細かい糸状に切った形のものを、不規則に撒いたように表現する技法です。
この時、箔がシワにならないように箔ばさみを使用します。
熟練職人になせる技です。
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