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普段の仕事場から [板場友禅から引き染めへ]

普段の仕事場から [板場友禅から引き染めへ]

普段の仕事場から | 2024.02.06

板場友禅の最終工程では、染め上がりの柄に伏せ型を使い、伏せ糊を置いていきます。

伏せ糊を置く作業により、次の工程で地色を染める引き染めを行っても柄に地色が染まりません。

因みに、伏せ糊とはもち米と米糠(こめぬか)と塩をまぜたものです。

季節によって、温度や湿度に気をつけながら、水によって伏せ糊の粘度を調整します。

伏せ糊を置いた後、糊が渇ききらないうちに、挽粉と呼ばれるおがくずで伏せ糊部分を覆い隠します。

この作業は、伏せ糊がひび割れしない為に行います。
ひび割れが起きると、柄に地色が染まってしまい、取り返しのつかないことになるので、とても重要な工程と言えるでしょう。

一晩伏せ糊を乾かし、完全に乾いたら板から生地を剝がし、引き染め工程へ移っていきます。

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